家族同然のペットが亡くなった後に

たいていの場合、ペットを飼うということはそのペットを看取るということになります。家族同然に日々を過ごしたペット。亡くなったあとに、どのような法要をしてあげればいいのでしょうか。ペットの法要に対する考え方は基本的に人間に対するものと一緒です。亡くなってからすぐに葬儀と火葬を行い、拾骨を行ないます。その後、亡くなってから七日後に初七日忌を行ないます。しかし現在では人間でも初七日忌は拾骨を行なった直後に行なうことが多く、ペットの初七日忌の法要もこのときに行なうことが多いです。

その後の法要の日にち

人間の法要と同じように、ペットが亡くなってから49日後に七七日忌である四十九日忌を行ないます。人間と同じように行なう場合、この日に納骨を行ないます。四十九日忌は死んだものの魂が極楽浄土に行くと言われている日です。
納骨の日をもう少し先まで延ばしたい場合は死後100日後に行なわれる百か日忌で納骨をしてもかまいません。百か日忌は生き物が亡くなってからのひとつの区切りになる日です。この日は悲しみに区切りをつける日で、泣くのをやめペットが亡くなる前の日々に戻るための日です。

一年後以降の法要

亡くなった一年後の命日には一周忌を行ないます。これは一年前に亡くなったペットの供養を行なう日でもあり、また四十九日忌や百か日忌に拾骨を行なっていなかった場合に、拾骨をする日でもあります。三回忌は亡くなった二年後の命日に行なう法要です。三回忌という名前がついていますが、三年後に行なうわけでなく、二年後に行ないます。基本的にペットの法要として行なうのはここまでです。

ペットの法要と埋葬を行なうには

ペットの葬儀を行うためには、ペットの葬儀を行う業者を探さなければなりません。宗教法人善源寺光輪事業部はお寺の直営する葬儀屋さんで、ペットの葬儀も行っております。また境内にはペットの法要を行なうことのできる「光輪堂」やペットの霊園である「朋友」がございます。「朋友」では安置されたペットを供養すべく、年に一度合同法要を行なっています。埼玉県東部地域、越谷、春日部、吉川周辺地域でペットの葬儀や供養をお考えの際は光輪事業部へ一度ご連絡ください。