野良猫・地域猫の供養について

野良猫の殺処分を減らすことが各自治体の目標になっています

八潮ペット墓地

最近、野良犬を見かけないと感じたことはないでしょうか?実は野犬は「狂犬病予防法」という法律のもと、保健所などによって積極的に捕獲、殺処分されているため、埼玉県においては10年前に比べて1/10にまで減っています。

しかし、猫に関しては積極的に処分するための法律は無く、また、犬よりも繁殖力が高いため、野良猫の数が減らないことが問題になっています。

野良猫は病気の感染源になるわけでも、人を襲うわけでもないのに、殺処分は「やりすぎ」なのではないか、同じ町の住人として共生することはできないのかという根強い意見もあります。

そのため、多くの自治体で、保護した野良猫に不妊・去勢手術を施した後、地域住民が共同で面倒をみる「地域猫」といった対策も執られるようになってきました。

埼玉県では、地域猫活動を行うボランティアや自治体に対し、必要な経費を補助金として交付するという事業を2012年から開始しました。八潮市も地域猫モデル地区としてこの制度に参画しており、複数の団体が野良猫を増やさないための活動に積極的に取り組んでいます。

猫のなきがらを見つけたら、どうすればよいのでしょう

八潮ペット葬儀

野良猫・地域猫の寿命は飼い猫よりも短いと言われています。外で生活しているわけですから、交通事故で亡くなる確率も高くなるでしょう。

もし路上や玄関先・庭などで猫が亡くなっているのを見つけた際、まずは飼い主がいないかどうか確かめます。

首輪をつけていて、連絡先がわかるようでしたら、飼い主に教えてあげましょう。避妊・去勢済みの猫は耳に目印を付けられていますので、地域猫であるかどうかは耳を見れば判別できるのが一般的です。

飼い猫じゃない猫にも、安らかな旅立ちを

八潮ペット火葬

野生動物の遺体について、これまでは市役所、保健所、清掃業者などに処理をお願いするのが一般的でしたが、ペット供養・墓地の広まりとともに、ペットではない動物も同様に弔ってあげたいと考える方が増えています。

また、交通事故で猫を死なせてしまったが、放置するのは忍びないというようなご相談もございます。

ペットとして共に暮らした仲でなくとも命の尊厳は同じ。安らかな旅立ちを願いたい気持ちには変わりがありません。

松伏町の浄土真宗善源寺にはペットの葬儀・火葬が執り行える礼拝場と、ペット専用の共同墓地がございます。無料でご相談いただけますので、お気軽にご連絡ください。