永代供養で想定外のトラブルに巻き込まれないために

永代供養なんだから、普通のお墓よりも楽なんだろう、と思い込んでしっかり内容を吟味せず、立地だけで簡単に決断してはのちのトラブルの元となり、様々な形式がありますので内容にはご注意を。

永代供養の内容は多種多様、比較検討が重要

一言に永代供養と言いましても、最初から合祀墓つまりお骨を土に還してまとめてお祀りしているタイプもあります。

また、一定年数は個別の棚に安置して、経過したものはお寺で合祀して以降はお寺がまとめてご供養祭を行うものもあります。

後者の場合は、のちにやはりお骨を返して欲しくなった場合には対応できる可能性がありますが、前者の場合はお骨の返還は効きません。

よくよくご親族で、ご遺族での意見はまとめられてお選びください。

後にお骨の所在についての諍いが起こらないように、しっかりとご遺族間での遺骨の供養方法について意見をまとめ、同意を得ておきましょう。

供養の内容は違うので、気になるならば年に数回現地見学を永代供養の霊園や寺院、それぞれに供養として行っていただけることは違います。

なので、気になるなら盆、春と秋の彼岸の際に近隣に行ってみる、可能なら内部も見学の予約を入れておくといいでしょう。

交通の便も考慮に

交通の利便性、自分がそこにお参りするならどんな時間帯を良く使うかといった視点で検証をしてみましょう。

思ったよりも乗継が良くなかったとか、便が少なかったな、とか、またお参りされる人が少ないなど気になる箇所がありましたら、他の場所も比べてみて下さい。

長く付き合っていける場所なのかどうか、そこを見極めるのも重要です。

田舎のお寺で疎遠だったから、改葬したいと思っても長らくお付き合いがなかった田舎のお寺にお墓があって、永代供養の墓所を近隣に求めたいと思われた場合、即改葬のみで検討せずに一度お寺とも相談してみて下さ。

代替わりされて、田舎のお寺でも永代供養墓を検討されているかも知れません。

埼玉県松伏町の浄土真宗善源寺での永代供養墓

埼玉県草加市に近い、松伏町にある当寺院では、永代供養墓「俱会一処(くえいっしょ)」を建立しました。

近年では、お墓・墓地を管理することが難しくなった方や、お墓そのものの意義を考え直す方などが増え、永代供養墓を利用される方も増えてきたためです。

草加市からもほど近い松伏町にあります当寺院では、御遺骨については、33回忌までは骨壷に入れた状態で安置し、その後、樹木葬式において共同合祀をするという方法をとっています。

当寺院の住職が永代にわたりしっかりとお守りいたします。