通常の形式の供養を行うのに掛かる費用は

お墓を建てるためには永代使用権を購入することになります。永代使用権を購入した際には、その権利の購入のために永代使用料がかかることになります。その他に一年もしくは数年ごとに管理費が発生します。最終的な料金としては永代使用料の一括支払いと、お墓の維持費×年月の費用がかかることになります。

管理費はあくまで霊園全体の管理運営を行うための費用

お墓に年々かかる管理費とは一体どういったものなのでしょうか。管理費というのだから払い続けていればきちんとお墓を管理してくれると考えている方もいるかもしれません。しかし、ここでいう管理というのは個々の墓所についての管理ではなく、墓地や霊園全体の管理のことを指しています。墓地や霊園は個々の墓所が集まっているだけではありません。お墓を掃除するための水道や手水所、個々のお墓に行くまでの通路、そして敷地を囲んでいる柵やお墓のない場所の樹木や芝などさまざまなものから構成されています。管理費というのはそうした墓地や霊園全体の設備の管理をするための費用であり、個々の墓所の管理をするための費用ではないのです。

個人で行わなければならないお墓の管理とは

個人で行うべきお墓の管理としては、その永代使用権を利用して借りている敷地内の管理、お墓そのものの管理があります。例えば、時間が経つことによって墓所内に雑草が生える、トリのフンや落ち葉などがお墓に付いてしまったなどの場合にはきちんと所有者が清掃をしなければなりません。また万が一自身で墓石が倒れ損壊してしまった場合には墓石の補修や作り直しなどは利用者が実費で行わなければならないのです。そのためには定期的にお墓を見に行くことが大切です。できればお墓は訪問しやすいところにあり、そして地震や風水害の被害などがない場所が好ましいのです。

これからもずっと管理していかなければならないことを考えて

お墓の永代使用権の購入価格はその墓地の立地などによって大きく異なります。また、管理費についても経年で合計金額が増えていくため、数十年単位で利用することになると意外に高額になってしまうこともあります。永代供養の場合、個人として管理しなければならない期間が固定されているため、多くの場合は初期費用の中に霊園全体の管理費用も含まれています。お墓の管理というものは意外に労力がかかるものです。旧来の供養の方法を行っていくにあたって、現在は管理できているかもしれませんが、長い目で見てみると将来的に管理が難しいということもあるでしょう。永代供養という方法はそうしたお墓の悩みを解決するために1990年代から行われるようになった供養の方法です。光輪霊園では通常の供養の形以外にさまざまな永代供養も行っております。埼玉県東南部地域、春日部、越谷、吉川、三郷、松伏などにお住いの方でお墓のこれからに不安のあるかたは光輪霊園までご相談ください。