墓地と霊園を自分で選ぶ際のポイント

引越し先での、お寺やお墓の事情

春日部霊園

東京への通勤圏内で、都心よりも安価に生活できる春日部のような自治体には、地方からの転入者が数多く住んでおり、そこで新しく家庭を築くということが珍しくありません。

そのような家族では、夫婦おたがいの先祖のお墓が遠く離れた土地にあるのが普通で、自分たちの暮らす土地のお寺の檀家になっているという方は少ないでしょう。

将来的に田舎に引っ越すことを考えている場合は良いかもしれませんが、仕事や子供の学校のことなどを考えると、引越しも気軽にはできません。

もし、近隣で墓地を探すことになった際、お付き合いのある寺院などが無ければ、自分たちで探さなければいけません。

公営霊園と民営霊園、ふたつの選択肢

春日部市霊園

多くの方がまず考え付くのは、都道府県や市町村が運営する公営の墓地でしょう。

公営の墓地は国や自治体が運営するものですから、民営の墓地のように運営母体が倒産したり事業撤退するようなリスクはありませんし、利用料も比較的安価に済むといったメリットもあります。

しかし、過疎地ならともかく、東京近郊のような人口密集地では、公営住宅の競争率が高いのと同様、公営墓地も抽選に当たらなければ利用できないといった問題があります。

そこで次に選ばれるのが民営の墓地・霊園ですが、これらも運営団体によって特徴や利点が異なるため、あらかじめ調べておく必要があります。いざ、お墓を買ってみたらお金儲け優先の企業が背景にいたりしたら、安心して供養もできないでしょう。

見直される寺院墓地の良さ

春日部霊園

こうしたことから、本来、同じ宗教の信徒だけのものであった寺院墓地を、宗旨・宗派を問わずに利用できる「霊園」として開放する動きが活発になってきています。

古くから墓地の管理をしている寺院であれば、得体の知れない団体が運営する墓地にご先祖やご自身、または子孫が眠るといった心配はしなくて済むとの考えです。

善源寺の運営する「光輪霊園」は年間管理料は1万円(税別)で、どのような宗教の方でもご利用いただけます。また、善源寺の門徒(檀家)様は、年間管理料0円とさせていただいております。