Categories: 善源寺便り

永代供養という遺骨の管理方法

永代供養という言葉の意味を知る

永代供養とは、墓地を運営している寺院や霊園を管理している法人や自治体などが、遺骨の供養の管理を請け負うことです。もともと供養とは遺族が行うものであり、お墓の掃除や弔い上げになった段階での遺骨の処分などひとつの遺骨に対して多くのことを行わなければなりませんでした。しかし、永代供養を行うことによってそうした負担を軽減することができるのです。また、そうしたお墓の管理や維持をしてくれる継承者がいないというケースもあります。そのような場合はお墓を作る段階でそのお墓をどう運営していくのかということまできちんと考えていかなければなりません。永代供養という方法で供養を行い寺院や霊園に供養を委託することによってそうした管理の課題を解決することができるのです。

さまざまな永代供養の形式

永代供養とは具体的に何をすることなのでしょうか。通常の供養を行う場合には一般的に、四十九日法要や一周忌の法要の際に遺骨の収骨を行います。弔い上げとなる三十三回忌で遺骨をお墓から取り出し合同供養などの形で遺骨の最終処分を行います。永代供養には大きく分けて二種類のものがあります。ひとつは納骨堂などを利用して個別に遺骨を管理していく形式です。もうひとつは合葬墓などを利用して複数の方の遺骨をまとめて管理していく形式です。前者の個別納骨の形式の場合でも永久にその納骨堂で供養を続けていくわけではありません。15年や33年など期間が決まっており、その期間が経過したのち後者と同じように合葬墓などを利用して遺骨の最終的な供養とします。後者の場合最初から他の遺骨とともに地中に埋葬するのが一般的です。

最終的な遺骨の処分 永代供養

どのような方法で遺骨の供養を行うにしても、最終的な供養の方法を考えなければなりません。それは合同墓で供養してもらうか散骨をするという方法をとるということです。遺骨の最終処分というのは個別で遺骨が供養されている状態でなくさなければならないのです。散骨は現在でも法律的にグレーな方法であるため、正しい手順として弔い上げるためには合同墓に永代供養するしかないのです。

光輪霊園でお選びいただける供養の形式

埼玉県にある光輪霊園は、通常のお墓を利用した供養の方法以外に、永代供養も行っております。納骨堂を用いた個別納骨形式の永代供養のほか、樹木葬式合祀形式での永代供養の方法も行っております。これらの方法の場合、その後の遺骨の最終処分を行わなくても良いため後継者などの心配もなく、遺骨の管理をお任せいただくことができます。また一定期間の通常の墓石で供養したのちに合葬墓に遺骨を移す「絆」という形式での供養も行っております。越谷、春日部、吉川など松伏周辺で供養をお考えの際は光輪霊園にご連絡ください。

@zengenji_admin