知っておきましょう。民営霊園のデメリット

もう怖くない。変貌してゆく墓所のイメージ

草加霊園

昔から墓地には暗くて怖いイメージがあります。

怪談やお化け屋敷のネタにされたり、肝試しに使われるなど、「近寄ってはいけない、避けたい場所」のように扱われています。本来、ご先祖様や地域の方の霊が休まれる場所であり、積極的にお参りに来るべき場所なのに、真逆の扱いを受けています。

近年、映画やテレビドラマでの、お墓参りのシーンに霊園が使われることが増えてきました。

公園のように整備された霊園は画面映りもよく、民営の施設であるため撮影許可が取りやすいという事情もあるのでしょう。

こうしたシーンを観た観客や視聴者が、「これが今風のお墓なんだ、こういうお墓を買いたい、お参りしたい」と思うことによって、昔ながらの恐ろしいイメージは払拭されつつあります。

お墓のイメージを一新する民間霊園のデザイン

草加市霊園

こうして、都市近郊の若い世代を中心に、霊園の人気が高まっています。

公園のような爽やかな環境で参拝でき、檀家の仕組みがないため寄付や修繕の義務もない霊園は、良いことばかりのように思えるかもしれませんが、実はデメリットもあります。

寺院墓地はお寺の境内にあり、その宗派の住職が管理しておりますので、お葬式やお盆の法事などはお墓のある場所で執り行うことができますが、霊園は、利用される方の宗教も宗派もバラバラですので、霊園専属の僧侶を置くことができません。

このため、法事などで読経をお願いする際には、どこかの寺院・教会などからお坊さんを自分で手配しなければいけないのです。

本末転倒の結果にならないために

草加霊園

お墓を建てたあと、面倒な手続きを嫌って霊園を選ばれた方は、お寺に任せておけば済んでいた様々な手続きを自分でやることになり、より面倒なことになってしまう場合がありますので注意したいところです。

光輪霊園は、霊園でありながら、善源寺という浄土真宗のお寺の境内にございますので、法要には住職が対応いたします。

異なる宗派や宗教の方でも、葬儀から法事までつつがなく執り行えるようご相談を承りますのでご安心ください。