葬儀の価格は以前と比べて大幅に変化したのか

葬儀やお墓の価格について、消費者の大きな注目を浴びるようになったのが2010年頃。大手流通業者が葬儀業界に参加したことや葬儀業者が内側から葬儀費用に関して言及することが多く、その結果として葬儀費用に対する消費者の知識が増えたということがありました。そこから大きく葬儀やお墓の価格は変化したのでしょうか。これに関しては確実な数字は存在しません。そもそも従来の葬儀やお墓の価格がきちんと観測されておらず、また現行でもそうした調査を行っているのが葬儀を行っている業者であるからです。葬儀の価格というのは一概にこうであると、断定するのが難しいものでもあります。どこまでが葬儀の費用なのか、全ての項目がどこまでなのかということが定義付けられていないからです。

土地や材料費に大きく依存するお墓の価格

墓地や霊園に関する価格についても同様のことが言えます。現在の最も一般的なお墓の購入方法というのは、永代使用権を購入して、そこに自身で発注した墓石を建立するという方法が一般的です。墓石の建立についてはその価格は素材となる石をどこの産地から輸送するのかなどという輸送費に依存している点が大きくあります。またお墓を建立するにあたって最も価格差が大きく発生するのは永代使用権の購入費です。永代使用権の購入というのは半永久的にその墓所の利用をしてもよいという権利を購入するというものです。土地そのものを購入するわけではない理由としては、そもそも墓地や霊園として人骨や遺体を収蔵もしくは埋葬できるのは都道府県に許可された公益法人もしくは財団法人や宗教法人でなければならないとされているからです。墓地や霊園の使用者と売買の契約を結んでしまうと、所有者が変更になってしまうため墓地として成立しなくなってしまうのです。

立地によって大きく変化するため比較が難しい

永代使用権の価格というのは地価によって変化します。当然都心部になればその価格は高くなり、人里離れた他の利用用途が見込まれない土地であれば価格は安くなります。首都圏の立地条件が良い場所であるならば最も小さい区画であっても500万円を超える価格になります。反対に地方にある小さな霊園であれば50万円程度で永代使用権を購入することができます。
また最近では永代供養の形式で供養を行っている墓地も多くあります。永代供養の場合は最終的に合葬の形式をとるため永代使用権を購入する場合よりも費用が安くなるのです。

慌てお墓を探すのではなく、あらかじめ相談し探しておく

葬儀やお墓の価格については上昇し続けているという見解もあります。しかし、その数字については正確なものはわかりません。しかし、以前と比べると価格に関して調べることは容易になりつつあります。またその具体的なサービスの内容に関する比較もインターネットで情報を比較することも可能でしょう。必要に迫られてから慌ててお墓を探すのではなく、あらかじめお墓を探しておくというのもひとつの重要な事柄でしょう。光輪霊園は埼玉県の松伏町にある霊園です。通常の永代使用権を購入しての利用のほか、永代供養でのご利用も可能です。松伏町周辺の春日部市、吉川市、越谷市などで霊園をお探しの際は光輪霊園のご利用をご検討ください。