お墓を購入することを考え始めたら

家を購入し、子どももある程度成長してくると次にお墓の購入を考え始めます。お墓を購入するにはどのようにすればいいのでしょうか、またどのような方式があるのでしょうか。

永代使用権を購入する一般的な方法

墓石を使ったお墓に納骨をするという一般的な供養の方法を考える場合、永代使用権を購入しなければなりません。永代使用権というのは、その名の通り墓地の区画を永久に使用する権利です。通常、墓地として使用可能な土地というのは都道府県知事に許可された土地のみです。墓地の運営の許可は宗教法人や財団法人にしか出されません。そのため土地そのものを売買して所有者が変わってしまった場合、墓地としてそこを利用することができなくなってしまうからです。そのため永代使用権というのは墓地として永久に使用してもよいという権利のみを買い取るのです。この永代使用権に関しては、必要がなくなれば管理者側に返却します。しかし、支払った代金が返却されるわけではなく、永代使用権を放棄することになります。
　折角永久に使える権利を手に入れたのだからずっと持っていたほうが得なのではないかという考えをする人もいるでしょう。しかし永代使用権を購入した場合、それで支払いが全て終わるわけではありません。永代使用権を買った人はその霊園や墓地を管理する費用を毎年払わなければなりません。そのためお墓が必要なくなった際には、墓じまいをして永代使用権を放棄するのです。

自分の墓を作らない場合

永代使用権を購入しない場合、考えられる方法は三種類考えられます。永代供養を申し込むか、散骨を行う、もしくは自宅で供養するという方法です。永代供養というのは、本来墓に納骨する遺骨を寺院や霊園の管理者に任せる方法です。その管理方法は大きく分けて二種類あります。ひとつめは納骨堂などで管理し一定期間がたった後散骨するという形式です。ふたつめの方法としては、樹木葬や海洋葬などはじめから散骨する方法、もしくは合同供養墓に合祀する形式です。

どの方法を選ぶのか

このように遺骨を埋葬する方法も現在多様化しています。そのため家族で話し合い、自分たちにあった埋葬法をあらかじめ決めておく必要があります。どの方法にもメリット、デメリットはあります。具体的な方法や条件などは実際の霊園などに見学に行ってみるのが一番でしょう。「光輪霊園」は埼玉県松伏にある霊園です。宗教法人善源寺光輪事業部が運営しております本霊園は、永代使用権を購入する方式のほか、永代供養などさまざまな供養の方式が可能です。埼玉県越谷市・春日部市・吉川市・松伏町地域でお墓についてお考えの際はぜひご連絡ください。