さまざまな方の遺骨を合わせて供養する

合祀という供養の方法があります。合祀というのはその名称の通り合わせて祀る方法です。合わせるものはさまざまな方の遺骨です。通常のお墓を使っての供養は個人や家族などを対象にして、骨壺で遺骨を個別に収納したうえで供養を行うものです。それに対して合祀をする場合は、遺骨は骨壺から出され、他の方の遺骨と共に埋蔵することになります、埋蔵を行った遺骨は他の遺骨と混ざることになるため、その後の遺骨の取り出しは行えなくなります。

最終的に合祀をする永代供養という方法

実は世間で言われている永代供養という供養の方法は最終的にこのような合祀の方法をとるものです。遺骨を半永久的に保持していくためには個人のお墓や家族のお墓に遺骨を収蔵し続けるしかありません。主に戦後に広がったこうした遺骨の保持の方法を続けていくのであれば、こうした方法をとり、維持管理していくしかないでしょう。しかし、現在では遺骨に関する考え方も変わってきています。従来の方法での遺骨の保持や管理が難しいと考えた方は自身の死後、遺骨を散布する方法や遺骨の供養をしないという選択肢も考えています。

お墓は欲しいが恒久的には必要ない

しかし、今までの遺骨の取り扱い方を急に変えることは非常に難しいでしょう。そこで折衷案として行われているのが永代供養という方法なのです。永代供養は最終的に遺骨を合祀することで最終的な遺骨の行き先がないという状況が起こらないようにしています。それ以前については、それぞれのサービスによって供養の方法が異なっています。納骨堂などに遺骨を納め一定期間個別で供養する形やなんらかのお墓を作って一定期間個別で遺骨を供養する方式などがあります。また中には個別で遺骨を供養することなく、最初から合祀の形をとるということもあるでしょう。最終的に合祀を行う、それ以前に関してはそれぞれ方法が異なる、そして合祀に至るまでの期間に関してもそれぞれであるというのが永代供養という方法なのです。

一定期間ののち遺骨を合葬するという方法

一定の期間、個別の供養を行い最終的に合祀することによって、お墓参りなど形のあるものに対して孝行を行うことができます。一定期間が過ぎたのちにその遺骨を合祀するという方法によって、お墓の数を無尽蔵に増やすことなく供養を行うことができるのです。光輪霊園では通常の個人墓や家族墓を用いた供養の形のほか、永代供養での供養の形もご提案させていただいております。個別での供養を望まれる場合は三十三回忌まで個別での収蔵を行います。そののちに樹木葬形式で合祀をいたします。また最初から合祀の形で供養をする形もございます。特別な形として通常のお墓に合祀の形の永代供養を付けた供養方法もございます。詳細については光輪霊園までお気軽にお問い合わせください。