ペットの葬儀の歴史

現在では当たり前になっているペットの葬儀。実はペットの葬儀は歴史が浅く、ここ20年ほどで急激に発展してきた産業でもあるのです。人間の葬儀や供養に関する法律「墓地、埋葬等に関する法律」が昭和23年に出されたのに対して、ペットの葬儀や供養に関する法律は特別制定されていません。ペットの遺体は法律上では一般廃棄物として取り扱われます。単純に放棄した場合などは廃棄物の不法投棄という扱いにはなりますが、人間と同じようにきちんと火葬を行い、供養を行わなければならないという規定はないのです。

いまだ制定されていない詳細な法律とは

しかし、ペットの飼い主の要望の高まりもあり、ペットの葬儀は広がっていきました。しかし、そのサービス内容や業務内容について詳細なルールの規定はありません。そのため、葬儀の内容に関してはそれぞれのペット業者の裁量に任されているのです。各都道府県や市町村などの条例でそのルールが決められていることはあります。たとえば、ペットの火葬を行うときに周辺100メートル以内に民家があってはならないというルールや、移動式火葬車で火葬を行う際にはあらかじめ市長に申請を出さなければならないというルールです。

条例などが制定された背景には

こうしたルールが制定された背景には現在までに起こった様々な事件があります。ペットの火葬を行う際にダイオキシンなどの有害な物質を周辺に出してしまったというケースや、預かったペットの遺体を山中に不法投棄したケース、そして殺人の証拠隠滅にこうしたペット用の移動火葬者が使われたケースなどです。なペット葬儀業者のトラブルの事件としては、業者がその遺体を不法投棄していた事件があります。ペットの葬儀に関しては多くの認定資格などがあります。しかしそうした資格は、各団体などが作っているものであり、国家的な資格ではないのです。そのため、そのペット業者がきちんとした業者なのかということを確認するためには、実際のサービスを受ける前にそのサービス内容をその目で見てみる必要があります。

信頼できるペット業者を探すには

ペットが亡くなった直後では精神的な動揺も大きいため、そうした業者の判断をすることは難しいでしょう。そのため、ペットが亡くなるよりも前にあらかじめ見学や下見をしておくと良いでしょう。また見学や下見を受け入れてくれるかどうか以外に、設備などの写真がホームページなどにきちんと掲載をしているかどうか確認するのも良いでしょう。実際に見学に行くことが難しい場合はそうした方法で確認するしかありません。光輪霊園には埼玉県松伏町にある霊園です。同境内の中では埼玉県の越谷、春日部、吉川地域の方の多くの供養を行っています。また本境内にはペットの法要を行なうことができる「光輪堂」とペット専用の霊園である「朋友」がございます。埼玉県東部でペットの葬儀業者お探しの際はご相談ください。大切なペットの葬儀、ご用命を賜わります。