イヌ派? ネコ派? 実は知らない実際の数値

イヌ派かネコ派か。しばしば挙がるこの話題ですが、実際はどうなのでしょう。最近のニュースでは、国内のネコの飼育数がイヌの飼育数を超えたといいます。ネコの人気が急に出て飼われるようになったのかといえばそうではありません。実はネコの飼育数は横ばいであまり変化していません。それに対してイヌの飼育数は徐々に減少傾向にあります。ネコが増えたのではなく、イヌが減っているというのが起こっている現象なのです。

実は多い、イヌ派の世帯数

では、世の中のイヌを飼っている人、ネコを飼っている人の数はどちらが多いのでしょうか。ネコの方が飼育数が多いのだから当然ネコを飼っている人の方が多いように思えるかもしれません。しかし実際は、イヌを飼っている世帯の方が多いのです。イヌの飼育世帯率が約13パーセント、ネコの飼育世帯率が約10パーセント。世帯数で見るならば、変わらずイヌ派の方が多いのです。では、飼育数で言うとネコの方が多いのはなぜなのでしょうか。それはイヌの飼育世帯の場合一頭だけ飼っている人が多いのに対して、ネコは複数飼っている人が多いからです。

ネコを複数匹飼う理由

なぜ2匹目を飼うのかという理由に対して感情的な面での理由はわかりません。しかし、経済的理由に関しては分かりやすい理由があります。イヌを一頭飼うのにかかる費用の平均は一万円を超えます。しかしネコの場合おおよそ七千円で済むのです。またスペース的な面や散歩の労力などから考えてもネコの方が複数匹飼いやすい傾向にあります。そのため飼育世帯が少ないネコの方が飼育数が多くなったのです。

ペット葬儀の費用

では、葬儀費用はどうでしょうか。ペットの葬儀は動物の種類によって料金が変わることは珍しく、一匹あたりいくらという請求をされることがほとんどです。しかし、家族としてずっと共に暮らしてきたペット。その最後のときもきちんと世話をしてあげたいというのが飼い主の本音でしょう。
ペットの葬儀には平均で約1万円かかると言われています。そしてその費用は民間の業者よりも公的な施設で行なったほうが比較的安いです。しかしこれはあくまで平均であり、業者によってその金額は大きく上下します。
しかし、公的な施設で葬儀を行なう場合、自治体にもよりますが、廃棄物として扱われたり、遺骨の回収を行なうことができなかったりなどの問題があります。また民間の業者にお願いした場合、あとから追加費用を請求されたりなどのトラブルが発生することがあります。ペットの葬儀をするときはきちんと信頼できる業者を選ばなければなりません。トラブルや費用面などで揉め事をさけるために、あらかじめペットの葬儀業者を探しておくことが大切なのです。