親の供養をしっかりと行いたいと考える人は約7割

供養に関する調査を見てみると7割近くの人が親の葬儀や供養をしっかり行ってあげたいと考えているそうです。しかし、自身の葬儀を子孫に行ってほしいかどうかということについては、4割ほしかきちんと葬儀や供養を行ってほしいと考えている人はいませんでした。親にきちんと供養をしてあげたいと考える一方で、子どもにはわざわざ供養で負担をかけたくないと考える人が多くいるようです。

送られる者と遺される者の気持ち

親に対しては育ててもらった恩や生前返せなかった孝行などを行うという意味で供養をしっかりと行いたい、また遺される身としてはその思い出や信仰の対象としてお墓を持ちたいと考えるのでしょう。しかし次の世代に対しては考え方が変わります。次世代に対して負担の可能性を遺すことが懸念されることが何よりも嫌だと考える人が多くいるのです。その背景としては自身が葬儀やお墓に関して苦労してきた経験があるため、そのような苦労を自身の子孫にさせたくないと考えることがあるでしょう。

現在の供養のシステムを体験している世代の判断は

実は現在のような供養の形式が定着したのは戦後のことです。それ以前は葬儀や供養の形式は地域によってさまざまであり、土葬を用いていたため、集落の入会地にまとめて遺体を埋葬している地域もありました。現在のように国民全体に各家のお墓を持ちそれを維持していくのが当たり前のことだと考えるようになったのはおそらくここ半世紀ほどのことでしょう。そのシステムで親を供養し続けてきた世代がリタイアするような年代になってきた結果、そうした供養の形が非常に負担のかかるものだと実感し、子どもにそうした方法を負担させることに対して抵抗を覚えたのかもしれません。

関わる全ての人が納得のいく供養の形を

供養の問題は本人のみならず子孫やまた親戚にも関わる大きな問題です。本人の希望だけでなく、お墓参りをする立場にある人間がどのように感じているのかということも含めて、お墓のそして供養の在り方を考えていかなければならないのです。現代を生きるわたしたちには供養に関する多くの選択肢が与えられています。その選択肢の中から自身がそして遺される者が納得のできる方法を選び出さなければなりません。光輪霊園は松伏町にある霊園です。通常の供養の形のほかさまざまな永代供養の形をご用意しております。利用される方が望む供養の形をとれるよう、ご相談を受け付けております。埼玉県東部地域、越谷市、春日部市、吉川市、三郷市、草加市、松伏町で供養をお考えの際は光輪霊園にご相談ください。