実は普段使っているけどよくわかっていない言葉は多い

最近よく耳にする永代供養という言葉、そのサービスの内容が良く分からないという方もいらっしゃるかもしれません。永代供養というサービスを分かりにくくしているのは、その定義に関してきちんと説明されているものが少ないからです。ひとつ全く関係のないたとえをしてみましょう。わたしたちのだれもが知っている言葉として「定食」という言葉があります。しかし、定食がどのようなものなのかということを考えて注文している人はありません。これが定食であるということを認識はしていますがその枠組みはわかっていないのです。ある定義によると定食というものは白飯、みそ汁、おかず二品以上をセットとして提供するメニューであり、対義語は一品料理やアラカルトになるそうです。

永代供養の定義とは

では、永代供養の定義とはどのようなものなのでしょうか。永代供養として決まっている定義は、「霊園や寺院が、その遺骨の管理を行っていく」というものです。遺骨の管理にはさまざまな方法があります。通常、遺骨は死亡届を提出する義務のある人間が、遺体を火葬することによって発生します。その遺骨は霊園や寺院墓地で供養するか自宅などの管理ができる場所で供養することになります。その遺骨をきちんと所有者のわかる状態にしておかなければ、死体遺棄の罪に問われる可能性もあります。

遺骨は所有者がわかるように管理しなければならない

また霊園や墓地などの施設にはきちんとそこに収蔵されている遺骨が確認できる状態になっていなければなりません。遺骨を改葬する際にもその行き先がはっきりわかるように改葬届を出す必要があります。永代供養というのは、遺骨の最終的な行き先を決めるという手続きです。遺骨の管理方法に関しては定義付けされておらず、永代供養というサービスが開始された時点でその遺骨は、その霊園管理者や寺院墓地の管理者によって管理されることが決まるのです。

なぜ永代供養を利用するのか

遺骨は一般的に家族墓などで管理することが多く、後継者によってその遺骨の管理が行われています。しかし、いつそうした後継者が途絶えて遺骨の管理を行ってくれる人がいなくなるかもわかりません。また、そもそもそのような遺骨の管理を行ってくれる人がいないというケースもあるでしょう。そうした場合に遺骨の最終的な行き先として、ある霊園や寺院を指定し、そこに遺骨を管理し続けてもらうというのが永代供養なのです。そのため、最終的な管理方法やそこに至るまでの管理方法にはそれぞれの霊園や寺院によって大きく異なってきます。そのため、サービスの内容や価格などについて大きな違いがあるのです。埼玉県松伏町にある光輪霊園では通常の供養の形の他に様々な形の永代供養も執り行っております。個人によって供養に対して望む形は異なります。越谷、松伏、吉川、春日部など埼玉県東南部地域で供養にお困りの際には光輪霊園にご相談ください。