21世紀に入って高まった葬儀と供養への関心

近年では葬儀や供養の方法が多様化しています。2010年ごろに大手流通業者が葬儀業界に参入したことや葬儀に関するさまざまな内訳を書いた本が多く出版されたことがあります。そのころから葬儀に関する関心が高まり、一般の方でも葬儀に関する知識を身に付ける場が増えてきたことがあります。そうした新しい葬儀や供養の形に対して関心を持つ人も多く、多くの場所でセミナーなどが行われています。

葬儀と供養の画一化そして多様化

従来の葬儀供養というのは画一したものでした。もともと葬儀というのはその地域によってさまざまな風習があり、各地方それぞれの形で行われていたのです。しかし戦後の高度経済成長期を経て画一形式の葬儀供養が行われるようになりました。葬儀は地域で協力して行うものではなく、業者に頼んでサービスを受けるものとなったのです。葬儀はお通夜と告別式の形式で、告別式が終わったあとの出棺は霊柩車を使って、という形で行われたのです。お墓の形式は火葬を行ってからカロートに骨壺で遺骨を収蔵するという形がとられました。しかし葬儀や供養の形式が画一化したあと、消費者に求められたのは多様化でした。全てが同じ形で行われるわけではなく、予算を抑えた形式や独自性を求めた形式での葬儀や供養が行われるようになったのです。

従来のお墓を使わない形の供養とは

新しい供養の形として現れたものとして樹木葬や宇宙葬、散骨や送骨、手元供養やアクセサリーの利用をした供養などが行われるようになりました。また永代供養という方法もあります。樹木葬は従来の供養のときに墓石が利用されていましたが、その墓石の代わりに樹木を使うという埋葬方法です。遺骨を直接埋葬する場合や骨壺などに入れて収蔵するなどさまざまな方法がありますが、骨壺などに入れて収蔵する場合には通常の供養の方法と大差ありません。宇宙葬は散骨に近い方法です。散骨は遺骨を人骨と判断できないほど細かく砕き、それを海や山などに散布する方法です。また宇宙葬は散骨と同じように遺骨を散布しますが、ロケットを使って宇宙に散布する点では異なります。

遺骨を合祀する送骨と永代供養

送骨や永代供養というのは遺骨の管理を寺院や霊園管理者に委託する方法です。送骨の場合その名の通り遺骨を郵送で送り合祀の形で永代供養してもらいます。永代供養の場合は、合祀に至るまでの方法はさまざまですが遺骨の管理を寺院や霊園管理者に任せる点では同じです。光輪霊園では通常の継承墓を使った供養の方法のほかに、さまざまな永代供養を行っております。合同碑などを用いて永代供養する方法や納骨堂を使用する永代供養の形も行っております。永代供養にはさまざまな形があります。きちんとした理解なく供養を行っては、のちのち親族とのもめ事になることもありえます。埼玉県東部地域、越谷市、春日部市、吉川市、松伏町で永代供養をお考えの際は光輪霊園にご相談下さい。