広がりつつあるお墓の継承問題

全国的に問題になっているお墓の継承者不足によるお墓の放置。
もともとお墓というものは日本の旧来の家族制度である家制度をもとに作られており、その先祖代々のお墓を継子が代々守っていくというシステムのうちに成り立っていました。
しかし、核家族化が進み、従来の家制度が変化しつつある現代、お墓の継承問題が発生しています。家とお墓を継ぐ男子が生まれなかった、お墓の場所を教えてもらう前に両親が他界した、娘が外国に嫁いでしまったなど、多くの理由から全国で放置されたままになっているお墓が多くあります。

永代供養とは

永代供養とは、そういった管理が困難なお墓を、親類の方などに代わってお寺が管理すると言うシステムです。
一般的には故人の三十三回忌まで遺骨を安置し、その後合祀という形で他の遺骨とともに永代供養墓にて供養するという方式です。近年、先に挙げたお墓の継承問題から永代供養という形が一般的になりつつあります。

霊園「光輪霊園」永代供養墓『倶会一処』

本寺院善源寺は、越谷・春日部・吉川に隣接します松伏町にあります寺院です。その境内には総区画数520の「光輪霊園」がございます。
本霊園は宗派や宗旨を問わずいただくことができます。
公営や民間の霊園では、郊外にある綺麗な公園のような場所が多いですが、現代風のデザインで見方によっては無機質でお参りするのに落ち着かないと言う方もいらっしゃいます。お寺が運営する霊園は寺院墓地が持つ荘厳さや安心感をどなたでも利用することが可能です。
 永代供養墓『倶会一処』では、樹木葬による共同合祀と個別納骨方式の二種類がございます。
樹木葬とは骨壷から遺骨を取り出し樹木葬式の合祀墓に埋葬し、永代供養させていただきます。
個別納骨式の場合は先に挙げた永代供養の方式で、納骨堂にて遺骨を個別に納骨させていただき、三十三回忌を迎えましたら、樹木葬式の合祀簿で埋葬するという形式です。
どちらの場合も墓石を必要とせず、万が一後継者がいない場合でも本寺院が最後まで遺骨を責任持って管理させていただきます。
また、「光輪霊園」を利用した場合は、一般的な霊園と同じように墓石をご家族での方だけで利用することができます。
その場合でも、後継者の方がいなくなった場合、本寺院が責任を持って遺骨を永代供養させていただきます。

越谷・春日部・吉川からのアクセス

霊園に併設して70台の専用駐車場を完備しております。
またバス停留所「善源寺前」が目の前にありますので自家用車をお持ちでない方、自家用車の運転が困難な方でもお越しいただくことが可能です。