広がりつつある終活ビジネス

現在多くの方が自分の遺骨の行方に関心を持っています。以前では後継者など遺族の方に全てを委任していた葬儀と供養の問題ですが、現在では本人が葬儀や供養の方法に関しての希望を言うことも多くなってきました、また自身のことを自身で行わなければならないという状況から終活を行う人も多くなってきています。そうした広がりを見せる、お墓や葬儀に関するビジネスは1兆円規模に拡大しており、無縁社会とも言われる現代の日本の中で、自身の死後を自分でなんとかしたいと考える人によって利用されています。

きちんと生前申し込みをしたことを知らせておくこと

しかし、そうした中でもさまざまな問題が発生しています。それは亡くなったあとに本人がすでに申し込んでいたお墓の場所が遺族に分からないという問題や、先祖代々のお墓はあるけれどそのお墓がどこにあるのか分からないという問題です。例え生前に申し込みがなされていたとしても人生の最期を一人で迎えた結果、本人が望む形での供養方法が行われないというケースもあり得るのです。お墓を購入して供養を行うにしても、霊園や寺社に永代供養を申し込むにしても、それを誰かに執り行ってもらわなければ望み通りの供養は行われません。

永代供養なのに永久に供養されないケースとは

永代供養というのはその名前の通り、永代つまり永久に供養を行ってくれる方法ではありません。一般的な永代供養の場合、一定期間個別の供養を行ったのち遺骨を合祀の形で供養するのです。その合祀の形で永代に供養を行います。合祀というのは他の方の遺骨と混ざる形で自然に還るように遺骨を埋葬することです。しかしその形であっても保証されるのは霊園や寺院が健在である場合のみです。霊園が何らかの形でなくなってしまった場合などには遺骨の供養は継続されるわけではありません。

供養を申し込む前に知っておきたいこと

確実に供養を行ってもらうには、一点目として自身を火葬し、供養してくれる人に確実に自身が希望している供養の方法を伝えることです。自身が把握していても葬儀を行うのは本人ではなく後継者の方です。そうした方たちに希望が確実に伝わるよう、生前にはっきりと意思を伝えておくことが大切です。まただれが葬儀や供養を取り仕切るのか分からないという場合には亡くなった直後にすぐ見つけられる場所に、その意思を提示しておくのがよいでしょう。二点目として供養を行ってくれる寺院や霊園が確実性の高いところであるかどうか確認しておくことです。現在は多くの終活ビジネスがあります。そうした中にはきちんとした基盤を持たずに起こしたビジネスもあり、中には供養に必要な費用は入金したものの全く何のサービスも提供してもらう前につぶれてしまったという業者もいます。光輪霊園は松伏町にある霊園で、昭和51年より松伏町を始め周辺の越谷市、春日部市、吉川市、草加市、三郷市の多くの人によって利用されています。東埼玉エリアで供養をお考えの際は光輪霊園に是非ご相談ください。