終活とは何か

近年耳にすることの増えた終活という言葉。自分が元気なうちにお墓や葬儀など自分の死後のことを用意しておく活動を指します。しかし、この終活という活動は一体どのようなメリットがあるのでしょうか。

子どもが困らないように前もって用意しておく

自分の死後のことに関して遺言書などを残しそれによって葬儀や埋葬をしてもらうことも可能です。しかし、結果として子どもに様々な手続きなどをしてもらうことになります。そのため忙しい現代社会の中で子どもたちにその負担を強いることになってしまいます。終活を行うことによって、そういった負担を強いることなく、葬儀を行ってもらうことが可能です。
また葬儀を行う場合、かつては縁のあった友人や会社の関係者などに参列していただく一般葬という形が一般的でした。しかし、近年ご家族のみで行う家族葬という形がふえつつあります。御本人が健在のうちにどういった形で葬儀を行うのかということをきちんと決めておくことによって、子どもがその葬儀の方法などで悩むといったことが起こりにくくなります。また、予め相談をしておくことによって葬儀にかかる費用などが計算できるため、子どもに経済的な負担を強いることもありません。

生前にお墓を建てるほうがいい？　相続税について

生前にお墓を建てる場合、その費用は御本人が支払うことになります。しかし、死後にお墓を建てる場合は、御遺族が相続した財産の中からお墓の費用を支払うことになります。そのため、生前にお墓を建てた場合、お墓の費用はすでに支払われており相続税の対象にはなりません。しかし死後にお墓を建てる場合はその財産から相続税が引かれた状態からお墓の費用が必要になります。つまり、同じお墓を建てるなら本人が存命のうちに行ったほうが経済的にも得だということです。

まずは御相談を

葬儀や埋葬、特に御自身のことについては詳しい知識を持っている人はいません。そのため御自身の死後に起こりうるトラブルに関してはできるだけ避けたいものです。
私たち宗教法人善源寺光輪事業部は、お寺が運営しておりますお寺の葬儀屋さんです。お寺の葬儀屋と聞くと宗旨や宗派など様々なことをお考えかもしれませんが、本事業部は宗旨・宗派に関係なく葬儀をお取り扱いしております。
越谷・春日部・吉川周辺地域で、お墓についての相談、永代供養の御相談、生前に葬儀の方法を決めておきたい。そのような御要望をお持ちの方はお気軽に御相談ください。