自身の供養に関する希望と両親の供養に関する希望の乖離

現在では終活で自身の最期について、そして死後の供養についての希望を遺す人が非常に多くなってきました。多様化する葬儀や供養の形について多くの人が画一的な葬儀や供養の形を望むのではなく、自身にあった形を求めるようになってきたからでしょう。全体の傾向として、自身の葬儀は盛大に行うのではなく、家族葬などの小さな形で葬儀を行ってほしいという希望を持った人が増加してきたことがあります。また後継者や子孫に負担を掛けないように供養を行う際には後継者を必要としない永代供養などの形を望む人も増えてきているのです。

自身の盛大な葬儀を望む人の割合は

ある調査によれば自身の葬儀を望まない人の割合、そして自身のお墓参りを後継者に望む割合は4割程度になっているそうです。つまり、過半数の人が自身の葬儀やお墓参りを望んでいないということです。これは自身の葬儀や供養を行うことによって、後継者に金銭的な負担やさまざまな労力をかけることを望まない人が増加してきているからでしょう。
しかし、一方で同じ調査対象に両親の葬儀やお墓参りを行うことを望むか否かという調査を行ったところ、おおよそ7割近くの人が両親の葬儀は行いたい、また両親のお墓参りを行いたいと考えていたのです。

自身のことは小さく、親のことは大きくしたいという心理

その背景としては自身のことに関しては他人に迷惑をかけたくないが、両親のことに関しては感謝の気持ちを届け、きちんと供養を行いたいと考えている人が多くいることがあります。本人の葬儀に関する希望は小さく家族葬で行ってほしいというものであったが、実際に葬儀を行ってみると親に対して孝行を果たせなかったと後悔したという人も少なくありません。葬儀は本人の意思のみならず、それを執り行う遺族やそれに関係する多くの親戚や知人などの感情をも巻き込んだひとつの大きな儀式なのです。

供養をどうするのかという悩みを解決する方法

供養に関してそうした板挟みになる感情を解決する方法として永代供養という形があります。永代供養とは寺社や霊園の管理者に遺骨の最終的な管理を委託する方法です。永代供養をするということは最終的にその遺骨を他の方の遺骨と合祀し、弔うということを意味しています。しかし永代供養の中にはその前に一定期間個別で供養する形もあります。そうした形の場合、その個別供養の期間はお墓参りなどを行い、一定期間経過ののち後継者の方に迷惑をかけることなく墓じまいをすることができます。光輪霊園は東埼玉エリアの松伏町にある霊園です。周辺の越谷市、吉川市、春日部市、三郷市、草加市そして松伏町の多くの方に利用されている霊園です。供養の特徴として様々な形式の永代供養を行っていることがあります。東埼玉エリアで供養に関してお悩みの際には光輪霊園までご相談ください。