遺骨を保存し続けるということの意味

人はずっと生き続けることはできません。生きている以上必ず死に、死ぬということは必ず遺体が発生します。現在の日本のルールでは遺体はほぼすべて火葬されます。そしてそこには遺骨が残ります。お墓という場所は遺骨を納める場所です。しかし遺骨は残していけばどんどんと増えていってしまうのが現状です。お墓に保存する量には限界があり、増加していけばいくほど、それはのちのちわたしたちの生活を圧迫するものになります。

大昔の遺骨はどうなっていた

本来遺骨とはどうなるものなのでしょうか。自然状態での生き物の骨は風化や分解などで自然に還ります。意図的に保存しておこうという意図がない限りは風化や分解され還っていくことが自然界のルールなのです。両親や祖父母の遺骨に対して何らかの感情がありお墓に納めておくのは感情的にわかることではあります。しかし、そうしたものを半永久的に保存しておくことは自然界からみても不自然なことでしょう。

遺骨は最終的にどうするべきか

そうした遺骨はいずれ処分しなければなりません。究極的な遺骨の処分の方法として散骨と永代供養という方法があります。散骨というのは遺骨を砕きそして自然界に還すことです。永代供養という方法は、主に地中に遺骨を埋めることによって遺骨を土に還すことです。どちらも遺骨を保持し続けるわけではなく、処分するという意味では最終的な方法であり、その後の管理を必要としない方法ではあります。供養というのは故人に対して何かをすることです。きちんとお参りをしたうえで遺骨を自然に還すというのもするべきひとつの供養の方法ではないでしょうか。一家の墓は規模にもよりますが、その中に納められる遺骨に限界があります。その中に代々の一族の骨を納めていけばいつか限界がくるでしょう。墓が限界になれば次の墓をという方法を続けていけば、維持費にしても管理する労力の点でもいつか限界が訪れます。お墓はいつか処分すべきものであり、永久的に保持するものではないのです。

実際にお墓について相談したい

墓じまいや永代供養という方法が一般的に認知されてきた現在、多くの供養法があり、迷われる方が多いかもしれません。そうしたなかで、お墓や遺骨に関しては個人個人さまざまな思いがあるはずです。光輪霊園は埼玉県の春日部市、越谷市、吉川市に隣接する松伏町にある霊園です。通常のお墓を用いた供養の方法以外にも、永代供養付きのお墓を用いた供養の方法もございます。埼玉県東部地域でお墓のことをお考えの際は、光輪霊園に一度ご相談ください。