墓地・お墓の建て方    

墓地・お墓の建て方

住宅と一緒で、一生に一度あるかないかという墓地・お墓の建立にあったって必要な項目をわかりやすく解説します。

永代使用料について

お墓を建てるときには、必ず永代使用料という言葉が出てきます。しかし、普段使用する言葉ではありませんので意味が分からないという方も多いのではないでしょうか?永代使用料とは、簡単に言うとお墓を建てる際に土地を借りるための代金のことになります。

当たり前のことですが、お墓を建てるには土地が必要になります。お墓はどこに建てても良いというものではありませんので、決められたところで土地を借りてその場所に建てることになるのです。その土地を借りるにあたって支払うのが永代使用料になります。

お墓を購入すると言う表現をされる方も多いですが、実際には墓石を建てる場所は購入することができません。もちろん永代手数料を支払ってそこにお墓を作る権利を得ることはできるのですが、土地を購入するということではないのです。

そのため、永代使用権を得た土地を転売したりまた貸ししたりすることは禁止されています。また、その墓地が不要になった際や墓地を移動させると言った際にも、最初に支払った永代使用料の返却は原則できません。

基本的には立地が良いところ、都心に近いところにある墓地ほど、永代手数料が高くなる傾向にあります。条件が良い方が嬉しいのですが、この永代手数料のことも考えながら墓地を選ぶようにしましょう。

中には、墓石を購入する際に永代手数料もセットになっているようなところもあります。色々な墓地を見て、財布と相談して決めていくようにしましょう。

墓石のデザイン

墓石には様々な種類があります。墓石に使用する石の質にも色んな種類がありますし、その石に刻む文字の大きさや書体などでもお墓のイメージが変わってきます。しかし、お墓の雰囲気を大きく変えるのは、やはりそのデザインになるのではないでしょうか?和型や洋型が一般的ですが、最近はオリジナルデザインの墓石を使用する方も増えています。

和型の墓石は昔から使用されている伝統的なお墓と言えるでしょう。日本に建てられているお墓の多くは、この和型のものになります。和型の墓石は、最上部に棹石、それから上台石、中台石と続きます。そして一番下には芝石などと呼ばれることもある下台石という敷石を置く四段構造になっているものが多いです。

最近になって人気が高まってきているのが、洋型の墓石になります。洋型の墓石は芝生墓地や公園墓地などができてから増加傾向にある墓石になるのですが、特徴としては横幅が広く安定感があるというものになります。和型に比べると数が少ないですので、自分らしさを求めたいという方には適した墓石と言えるのではないでしょうか?

和型と洋型が一般的な墓石になるのですが、中にはオリジナルで墓石を作るという方もいらっしゃいます。文字の大きさや刻む言葉だけでなく、お墓の形ごと自分でデザインすることになります。デザインをするのは大変だと思われる方も多いかもしれません。しかし、自分だけのお墓を作りたいと思っている方には、オリジナルデザインの墓石も良いのではないかと思います。

墓石の文字

墓石には様々な文字を刻むことができます。何を刻むかは自分で決めることができますし、その大きさや書体なども自分で決めることになります。当然ですが、気に入らないからと言って後から文字を変えることはできません。様々な種類がありますので、納得のいく文字を刻んでもらいましょう。

お墓で最もよく使われる書体が、楷書体になるのではないでしょうか?楷書体の他にも例えば草書体や行書体などの様々なタイプがあるのですが、最もわかりやすいのが楷書体になるのです。

お題目や家紋などを彫るのは普通かもしれませんが、その他にも独自の言葉や文章を刻むという方も増えてきています。さらに、彫った文字に様々な色を付けたりすることも可能です。色を付けることによって遠くからでも何が彫られてあるのかを見ることができますが、その一方で塗料がはげ落ちると見た目が悪くなるというデメリットもあります。

さらに、単純に彫るだけではなく、墓石にガラスやステンドグラスなどの装飾を施すという方も増えてきているようです。完全なオリジナルデザインにしたいという方は、様々な墓石を見て決めるとよいでしょう。

墓石に記される文字は、多くの場合は石材店などの専用の機械で作成することになります。しかし、中には書道家にかいてもらったり購入する方が直接書いたりしてその文字を刻むというケースもあるようです。文字ひとつとっても様々なパターンが存在しますので、納得のいく文字を選ぶようにしましょう。

墓石の石材

お墓を建てる際には、まずは墓石の石材を選ぶことになります。石材を選ぶと言っても、購入客のほとんどが石に関しての知識を持っていないことが多いです。しかし高価な買い物になりますし、一生のうちに何度も購入する物でもありません。石材を選ぶ際には、どのような点に注意すればよいのでしょうか?

お墓は自然の中に溶け込んで存在する物になります。時には雨に打たれ、時には日に照らされることになります。周りを覆うものは何もありませんので、まずは耐久性を重視して石を選ぶようにしましょう。それでは、耐久性のある石というのはどのような石になるのでしょうか?

第一に挙げられるのが、あまり劣化しないという点になります。同じ石の中でも、その硬度はバラバラです。硬い石ほど手間をかけないと光沢を出すことができませんが、その分長持ちしますし磨けば磨くほど艶が出やすいです。

それから、水を吸収しにくいという点も大切です。水を吸収しない石は、水をかけても色が変わりにくいです。例えば寒い地域で水を吸収しやすい石を使うと、寒さで凍って石が割れることもあります。それから、選んだ石そのものがきめ細かいかどうかということも確かめましょう。よく見て傷やムラがないような石を選ぶようにしてください。

これらが、一般的に耐久性が高いと言われている石になります。耐久性が高いほど値段も高いと思われがちですが、実際には耐久性があって安価な石も存在します。何百種類もありますので、まずは色んな石を見るところから始めてみてはいかがでしょうか?